浄土真宗とは

 

正明寺は真宗大谷派の寺院です。鎌倉時代に親鸞聖人がおひらきになられた浄土真宗の教えをお伝えし続け今日に至ります。

 

 

親鸞聖人は法然上人という師を通してお念仏(南無阿弥陀仏)を称える事が全ての人が救われていく道であるという教えに出遇われました。南無阿弥陀仏とは仏様に帰依致しますという意味です。帰依するという事はどういうことかーそれは仏様の「全ての人を救う」その願いを聞き続ける事です。仏様の広く深い慈悲の心にふれる事で人間は救われ、また、時に自分自身を深く思い知らされるのです。

正明寺について

 

寺記に曰く小倉左馬介が懐良親王に従って西に下り、親王が亡くなった後に大興禅寺を建立しました。後に真宗大谷派寺院となり、現在のお堂は大正三年に建立されました

                (参考 山本艸堂編『下毛郡史』歴史図書社)

 

当然古いお堂ですが欅の立派な柱で建てられています。内陣欄間も美しいものです。

 

 

境内には池坊ゆかりの花社中と刻字された歴代住職の墓があり、茶筅塚では茶筅供養がつとめられます。